lis's blue bird.

書くことは、過去にすること。

2023/11/01

今日はまた疲弊する出来事があった。しかし、書くことが出来ないので苦しい。言えないことが沢山ある。言わないから忘れられるかもしれない。誰も知らない記憶は、なかったことにできる。

早く忘れたくて、苦しい。

ずっと一人でどんどん深い海に沈んでいくような感覚がある。ある程度沈むとどこかで「あーもう戻ってこれないだろうな」となるはずだ。その感覚はこの間、感情で経験してしまい、正常なメンタルヘルスに戻ることは難しいと悟った。ずっと心が沈んでいて、しかしかなり遠くを見つめて達観していて、全てが無意味な茶番に思える。あらゆるものが意味がなかったり、無駄だと思ったり、無駄な抵抗をしているように思える。

武道をやると、痛みを感じるので少し現実的な感覚を取り戻せる。痛みが遠くに行こうとする私の精神をぎゅっと引き留めて、また肉体に戻そうとする。合理的な自傷行為のような感じだ。

数年前に戻りたい。

ただ仕事が辛かっただけの時に。仕事の帰り道、大好きなケーキを買う時に少しだけ心が救われていたあの頃に。